神楽工房はしもと

ご挨拶

お祭りは『ふるさと』そのものです。工房のある、ここ福島県二本松市でも毎年10月に、日本三大提灯まつりのひとつである『二本松の提灯祭り』が開催されます。
お祭りがあるから地元に残る人、お祭りに参加するために学業や仕事を休んでまで故郷へ帰ってくる人。ふるさとのお祭りに魅力があるからこそだと私は考えています。

近年、少子高齢化だけでなく地域の人口流出によって、祭りなどの伝統芸能の後継者不足が問題になっています。このままでは地域の魅力のひとつが失われてしまうかもしれません。
当工房では、無形民俗文化財を含む伝統芸能などに使用される道具の修復を通じて、祭りや文化・信仰を通じた伝統の継承と、伝統芸能に関わる地域の方々の笑顔に貢献したいと考えています。

二本松 提灯祭り
工房主 橋本 篤

橋本 篤

  • 1982年4月 
    橋本仏具彫刻店の次男として生まれる
  • 2000年3月 
    金沢で修行 蒔絵の重要無形文化財保持者(人間国宝) 大場 松魚に師事する
  • 2005年11月 
    二本松市に戻り、橋本仏具彫刻店へ勤務
  • 2012年4月 
    名古屋松坂屋にて『大場松魚一門展 松翔会 漆芸展』開催
  • 2016年11月 
    金沢 しいのき迎賓館にて『松翔会 漆芸展』開催
  • 2019年5月 
    『神楽工房はしもと』の名前で独立
  • 2021年12月 革製品ブランド篤~toku~を立ち上げる

製作・修復事例

当工房が手がけた作品です

  • 柳会津 おかめ

    柳会津 おかめ

    お面に対して横刷毛目を引いて仕上がりに趣を出しています。

  • 福島稲荷神社 山号額

    福島稲荷神社 神社額

    厳しい環境にさらされる神社額は厚打ちの金箔で仕上げています。

  • 江名の三匹獅子

    江名の三匹獅子

    躍動感を出すためにあえて毛は揃えずに植えてあります。

神楽工房はしもとの歴史

工房の歴史

神楽工房はしもとは、福島県二本松市で創業以来5代・約130年も続く橋本仏具彫刻店から、修復業に特化するために作られました。
橋本仏具彫刻店は、神社仏閣の彫刻・修復から仏壇仏具業を経て、現在に至ります。

当工房は文化財や伝統芸能の道具などの修復に関する技術をはじめ、漆塗りや箔押しの技術など、いくつもの技術を継承しています。

神楽工房はしもと

メディア

  • 上質なふくしまを楽しむ大人の情報誌 Mom mo[モンモ]
    2019年春号「ふくしまの手しごと 作り手を訪ねて Vol.16」
  • テレビ東京 和風総本家「東北の職人24時」2012年6月14日(木)21:00放送
  • BS-TBS「美しい日本に出会う旅」2018年10月31日21:00放送

工房情報

神楽工房はしもと / 篤~toku~

住所
〒964-0902
福島県二本松市竹田1-167
TEL 0243-24-5282
FAX 0243-22-0760
E-mail info@kagura-koubou.com
工房主
橋本 篤
事業内容
民俗芸能に使用される道具(お面や獅子頭)の修復、販売
お祭りに使用される山車や神輿などの修復業
漆器製造業、漆器販売業、神社仏閣ものの修復、販売業
革製品製造業、革製品販売業
取引銀行
ゆうちょ銀行
二本松信用金庫
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